プロメーテウス / Prometheus/ コーカサス山に繋がれた先見の明
▼系譜  ▼縁者

Greek PromeqeuV PromeqewV IapetionidhV
Latin Prometheus
transliteration   Prometheus Prometheôs Iapetionidês プロメーテウス


 先見の明。イーアペトスクリュメネーの息子。[Hesiod,Theogony 507-511] または、イーアペトスアシアーの息子とされる。[Apollodorus 1.2.3]
 プロメーテウスは水と土とで人間を型どり、さらにはゼウスに秘してウイキョウの茎に火を隠し持って与えた。それを知ったゼウスヘーパイストスに命じてプロメーテウスの身体をスキュティアー(Skythikos,Scythian)地方の山、コーカソス山(Kaukasos,Caucasus)に磔けた。プロメーテウスはそこに長きに渡り釘付けられ拘束されることとなった。毎日一羽の鷲が飛びかかり肝臓の小葉を貪り、それは夜の間に元に戻った。火を盗んだ罪をプロメーテウスはこのようにして償い、それはヘーラクレースによって縛を解かれるまで続いた。[Apollodorus 1.7.2]

Iapetos(1)/イーアペトス Atlas/アトラース


Menoitios(1)/メノイティオス



Klymene(1)/クリュメネー Prometheus(1)/プロメーテウス



Epimetheus/エピメーテウス



Hesperos(2)/ヘスペロス











Prometheus(1)/プロメーテウス





Deukalion(1)/デウカリオーン
 ? Pronoie/プロノイエー Aidos/アイドス


◆ プロノイエー,プロノイア(Pronoie,Pronoia,Pronoea, Pronoih):デウカリオーンの母。

◆ アイドス(Aidos,Aedos, AidoV):
尊敬や慎みを擬人化、プロメーテウスの娘とされる。ネメシスの伴とも言われる。
Sources :
  • プロメーテウス(Forethought:先見)の娘アイドス(Reverence:尊敬) ―Pindar Olympian 7
  • プロメーテウスは一子デウカリオーンを得、彼はエピメーテウスと神々によって最初に創られた女性パンドーラーの娘ピュラーと結婚した。ゼウスは青銅時代(the bronze generation,bronze age)の人間たちを根絶やしにしようとし、プロメーテウスはデウカリオーンに箱船を造るよう助言をした。その箱船に食糧を積み込み水面に下ろしデウカリオーンとピュラーが乗り込んだ。やがてゼウスは激しい雨を天より降らせヘラス(Hellas:ギリシア)のほぼ全土を水浸しにさせた。その洪水は近くの高山に避難した者以外を全て呑み込んだ。 ―Apollodorus 1.7.2