
火山の神。
オリュムポス十二神の一だが、オリュムポスに住まうことよりもキュクロプスらと共にエトナ山の工房に篭り様々な武器や道具を作ることを好んだ。
妻
アプロディテーが
アレースと浮気したため
アグライエーを娶ったとも言われる。
ゼウスと
ヘーレーの息子。
ヘーレーが交わらず独りで産んだとも言われる。
[Apollodorus 1.3.5]
ヘーラクレースがトロイアーを奪い海に出た際に、
ヘーレーは
ヘーラクレースに嵐を送ったので、
ゼウスは
ヘーレーをオリュムポスより吊る下げた。ヘーパイストスが母を助けに来たので、
ゼウスはヘーパイストスを天から放り投げた。レムノスに落ち、足が不自由になったところを
テティスが助けた。
[Apollodorus 1.3.5]
異説では、
ヘーレーがオリュムポスから海に放り落としたとされる。
Sources :
- ヘーラー(Hera)は独りでヘパイストス(Hephaestus)を産んだ。ゼウス(Zeus)を父とする説もある ―Apollodorus 1.3.5
- ヘーラーはゼウスと交わらずにヘパイストス(Hephaestus)を産んだ ―Hesiod, Theogony 927-928
- ヘーラーの息子ヘパイストス(Hephaestus) ―Homer, Iliad 1.571/Homeric Hymn to Apollo
- ヘパイストス(Hephaestus)は優雅女神(Charites)の末妹アグライアー(Aglaea)と結婚した。 ―Hesiod, Theogony 945-946
- ヘパイストス(Hephaestus)の妻、優雅女神(Charis) ―Homer, Iliad 18.382
- ヘパイストス(Hephaestus)の妻、アプロディテー(Aphrodite) ―Homer, Odyssey 8.267
- アルゴー号乗員の一人パライモーン(Palaemon)はヘパイストス(Hephaestus)もしくはアイトーロス(Aetolus)の息子 ―Apollodorus 1.9.16
- ヘパイストス(Hephaestus)の子エリクトニオス(Erichthonius)は水のニンフ(Naiad)プラークシテアー(Praxithea)と結婚し息子パンディーオーン(Pandion)をもうけた。 ―Apollodorus 3.14.6
- ペリペーテース(Periphetes)はヘパイストス(Hephaestus)とアンティクレイア(Anticleia)の息子 ―Apollodorus 3.16.1
- ペリペーテース(Periphetes)はヘパイストス(Hephaestus)の息子 ―Pausanias 2.1.4
- フルートを発明したアルダロス(Ardalus)はヘパイストス(Hephaestus)の息子 ―Pausanias 2.31.4
- ヘパイストス(Hephaestus)は父(註:アテナの父ゼウス)の頭部よりアテーナーを解き放った ―Pindar, Olympian 7.35