エパーポス / Epaphos(1) / ゼウスの息子、エジプトの王
Greek `EpafoV Latin Epaphus Epphus transliteration Epaphos Epphos エパーポス エパポス エッポス
ゼウスとイーオーの息子。[Apollodorus 2.1.3] 川の神ネイロスの娘メムピスを娶り、妻の名にちなんでメムピス市を創建した。またリビアの地の名祖となった娘リビュエーをもうけた。[Apollodorus 2.1.4] もう一人の娘リューシアナッサの息子ブーシーリスは後にブーシーリスの息子共々ヘーラクレースに殺された。[Apollodorus 2.5.11]
▲ メムピス(Memphis(2), MemfiV):
川の神ネイロスの娘。エパーポスに嫁ぎ、メムピスはメムピス市の名祖となった。そして、リビアの地の名祖となった娘リビュエーをもうけた。[Apollodorus 2.1.4]
▽ リューシアナッサ(Lysianassa(2), Lusianassa):
エパーポスの息子。ポセイドーンとの間に一子ブーシーリスをもうけた。[Apollodorus 2.5.11]
▽ ブーシーリス(Bousiris(2),Busiris, BusiriV):
ポセイドーンとリューシアナッサの息子。ブーシーリスのエジプト統治時代に九年に渡り不作に襲われたため、キュプロス(Cyprus)から来た予言者プラシオスの言に従い、毎年ゼウスに異邦人を殺して奉じることになった。ブーシーリスはまず予言者プラシオスを殺し、次いでエジプトにやって来る異邦人をも殺していた。ヘーラクレースがエジプトを通った際にも犠牲にせんと捕らえたが、縄目を破ったヘーラクレースにブーシーリスと息子アムピダマースは殺されてしまった。[Apollodorus 2.5.11]
異説によればブーシーリスは、ポセイドーンと川の神ネイロスの娘アニッペーの息子とされる。[Plutarch Greek & Roman Parallel Stories 38]
▽▽ アムピダマース(Amphidamas(4), 'AmfidamaV):
エジプト王ブーシーリスの息子。犠牲にせんと捕らえたヘーラクレースによって、父ブーシーリスと共に殺された。[Apollodorus 2.5.11]
◆ プラシオス,トラシオス(Phrasios(2),Thrasios(2),Phrasius,Thrasius, FrasioV QrasioV):
キュプロス(Cyprus)よりエジプトに移住した予言者。エジプト王ブーシーリスに、不作を免れるには毎年ゼウスに異邦人を捧げよとの神託を告げたところ、ブーシーリスに最初の犠牲とされてしまった。[Apollodorus 2.5.11] プラシオスの系譜は不明。